アナカンプセロスの育て方

アナカンプセロスは、年に数回しか雨が降らない平原に生えているらしいです。

普通の植物はほとんど生えていない過酷な環境です。

花が大きく綺麗なのも、このような環境で早く花を見つけてもらうためのようです。

種が出来やすいので、多肉植物の種まきを楽しむには最適な品種です。

アボニアも近縁種ですが、容姿が独特で成長は非常に遅めです。


春:冬から春にかけて蕾があがってくる季節です。

花は綺麗ですが、日本では午後3時くらいに咲くようですので見落としがちになります。

午後5時くらいにはしぼみますが、一週間ほど開いて閉じてを繰り返します。

水やりは毎週あげるようにしましょう。

水不足は枯れる原因ですので、あげる時は鉢底から水が落ちるのを確認してください。

花が茶色くなって上を向いたら、種が出来た証拠です。すぐ蒔けば一週間もかからず芽が出てきます。

夏:一休みの季節です。

親株は直射日光は避けて乾燥気味に育てます。

でも、水は「萎びる前に」が基本ですので注意してください。

子苗も日陰で育てますが、保水力が弱いので水やりはこまめにしてください。

秋:活動を再開する季節です。

北風が吹くまでは、日向で日光浴させてください。

北風や霜は大敵ですので、十分に気をつけましょう。

水やりはこまめに!

冬:寒くなると活動が鈍る季節になります。

水やりも少なくして、予報で晴天が続くような日にあげる程度にしましょう。

種から育てた子苗は、暖かい場所で育て週に一回は水をあげてください。

北風・凍結・霜に注意してください。


種まきを楽しめるアナカンプセロスは、早ければ種まきから一年で花も見られます。

たくさん種が取れるので一年後は鉢がぎゅうぎゅうになりますが、二年くらいはそのままのほうが生育は良いようです。植え替えは3~4月がお勧めです。

the flowering season(開花時期)、Heat resistance(耐暑性:弱→強)、Cold resistance(耐寒性:弱→強)、JPN:Japanese name(日本語名)、Synonyms (旧名・流通名等)

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